🎹 作曲家のはなし 3 ベルディ(ヴェルディ)その2 Y.P ピアノスタディ7 P37〔2-1. ベルディ (ヴェルディ) 1813-1901: オペラ《オベルト》《ナブッコ》イタリア統一運動 (リソルジメント)〕

『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ 7』37頁, 2行目-5行目まで

ベルディ(ヴェルディ)のオペラ《オベルト》と《ナブッコ》

補足として、この2曲のオペラが作曲された当時の時代背景として「イタリア統一運動(リソルジメント)」


1839年(26歳): 

26歳のときに初めて書いたオペラ《オベルト》Oberto [1][4]は、1839年にスカラ座*で初演され[2][3][5]、成功をおさめた[3]。

その後、ベルディ(ヴェルディ)は、次々と作曲した。

1841年(28歳)[3]

*ヤマハピアノスタディ7, 37頁では、1842年(29歳)に、オペラ《ナブッコ》を作曲した[1][3][5]。

《ナブッコ》はベルディ(ヴェルディ)のオペラの中で最も優れた作品とされた[1]。

《ナブッコ》が作曲された当時のイタリアは、オーストリアの圧政に苦しみ、イタリアの人々はイタリアの独立と統一を願い、イタリア統一運動(リソルジメント)を行っていた[4]。そのような時代背景の中で作曲されたオペラである。そして成功をおさめた[2]。


Oberto (opera)

『オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵』は、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲の全2幕のオペラで、テミストクレ・ソレラによるイタリア語の台本に基づいており、アントニオ・ピアッツァ [ it ]による既存の台本(おそらく『ロチェスター』)に基づいています。

https://en.wikipedia.org/wiki/Oberto_(opera)


Nabucodonosor [naˌbukoˈdɔːnozor, -donoˈzɔr]、英語: Nebuchadnezzar )は、テミストクレ・ソレラによるイタリア語の台本に基づき、ジュゼッペ・ヴェルディが1841年に作曲した全4幕のイタリア語オペラである。台本は、聖書の列王記下、エレミヤ書、哀歌、ダニエル書、およびオーギュスト・アニセ=ブルジョワとフランシス・コルヌによる1836年の戯曲に基づいている。

https://en.wikipedia.org/wiki/Nabucco


オペラ《ナブッコ》あらすじ

https://opera-synopsis.sakura.ne.jp/nabucco.html


https://www.nntt.jac.go.jp/season/s17/s17.html


🇮🇹 イタリア統一運動

Unification_of_Italy

反動(1815~1848年)

ジュゼッペ・マッツィーニは、イタリア革命運動において非常に影響力のある指導者でした。彼の思想は、ウッドロウ・ウィルソン、デイヴィッド・ロイド・ジョージ、マハトマ・ガンジー、ゴルダ・メイア、ジャワハルラール・ネルーなど、後世の多くの政治家に影響を与えました。

ナポレオンが倒れた(1814年)後、ウィーン会議(1814~1815年)は、ナポレオン以前の独立政府の寄せ集めを復活させた。イタリアは再びオーストリア帝国の支配下に置かれ、ロンバルディア=ヴェネツィア王国を直接支配し、パルマ公国、モデナ公国、トスカーナ公国を間接的に支配した。


ナポレオンの失脚と絶対君主制の復活とともに、イタリア国旗は潜伏し、イタリアで広がり始めた愛国的動乱の象徴となり、自由と独立に向けたイタリア国民のあらゆる努力を団結させる象徴となった。イタリア国旗がリソルジメントの歴史で初めて翻ったのは、絶対君主制の復活によって忘れ去られた後の1820年代の革命の最中、1821年3月11日、アレッサンドリアのチッタデッラであった。

https://en.wikipedia.org/wiki/Unification_of_Italy


*スカラ座(英: / l æ ˈ s k ɑː l ə / 、米: / l ɑː -/、[ 1 ] 、伊: [la ˈskaːla]、正式名称はTeatro alla Scala [teˈaːtro alla ˈskaːla]、直訳すれば「スカラ座の劇場」)は、イタリアのミラノにある歴史的なオペラハウスである。この劇場は1778年8月3日に落成した。

https://en.wikipedia.org/wiki/La_Scala


【画像の説明】

ファイル:スカラ座外観 高画質 01.jpg

日本語:スカラ座の外観。

日付 2011年4月2日 04:03:11

ソース

https://www.flickr.com/photos/picken/5651520876/

著者 ジョン・ピケン

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Exterior_Teatro_Alla_Scala_high_quality_01.jpg

https://en.wikipedia.org/wiki/La_Scala


ファイル:スカラ座外観 高画質 01.jpg
著者 ジョン・ピケン
https://commons.wikimedia.org/wiki/
File:Exterior_Teatro_Alla_Scala_high_quality_01.jpg


〔YouTube1〕

Verdi Oberto - complet

@ThPaw

https://youtu.be/pKbCRMUrGOA?feature=shared



🎹 スカラ座の歌手たちの歌声は、これぞイタリアオペラの真髄という感じでした。衣装もとても豪華でしたが、画面が暗かったのが少し残念でした。動画の最初にはスカラ座の外観や内部の映像が映し出されていました。 

メロディーは聞き覚えのないものでした。

⭐️⭐️⭐️⭐️✩ (浅田美鈴)


〔YouTube2〕

Giuseppe Fortunino Francesco Verdi (1813-1901)

Nabucco: Overture

Nello Santi (1931-2020), Conductor

Vienna State Opera Orchestra

Rec. Early 1960s [Concert Hall Society]

@deucalionproject2407

https://youtu.be/VXZa6ivWxyU?feature=shared



🎹 この序曲のゆったりした部分は聞き覚えがありました。

ラストに向けての高揚感はオペラの序曲としては、抜群の完成度だと思いました。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(浅田美鈴)


〔参考文献・参考WEBサイト〕

[1]ヤマハ音楽振興会 編著『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ 7』ヤマハ音楽振興会, 1996, 37頁

[2]菊本哲也『新しい音楽通論』全音楽譜出版社, 1975, 445頁

[3]渡辺和彦監修『検索キーワード付き クラシック作曲家事典』学習研究社, 2007, PP24-25

[4]門馬直美『西洋音楽史概説』春秋社, 1976, PP256-260

[5]昭和出版研究所 編 (大田黒元雄 著)『日本百科大事典 12』小学館, 1964, 76頁

[6]https://en.wikipedia.org/wiki/Giuseppe_Verdi


[楽譜画像]


ヤマハピアノ教室

ピアノスタディ 7


著者 ヤマハ音楽振興会 編著

出版者 ヤマハ音楽振興会

出版年 1996.12.10 (初版)

大きさ、ページ 31cm, 71p

NDC -

https://www.instagram.com/p/C6lWHZSSRUH/?igsh=MWlhcHpwY2IwZ2U2bw==


(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)

https://www.youtube.com/@ASADAMisuzu