〔作曲家について〕
トマス・モーリー
Thomas Morley(1557年 - 1602年10月初旬)は、ルネサンス期のイギリスの作曲家、理論家、歌手、オルガン奏者。イギリスのマドリガル楽派の第一人者の一人。イギリスのマドリガルに強いイタリアの影響があったことについて、『ニュー・グローブ音楽音楽辞典』は、モーリーが「イタリアの芽を土着の種に接ぎ木し、イギリス音楽史上最も多彩なエピソードの一つであるマドリガルの妙に短いながらも華々しい開花を開始した主な人物」であると述べている[1]。
トマス・モーリーはマドリガルだけでなく宗教音楽も作曲した。彼の教会音楽はウィリアム・バードの影響を強く受けている。
マドリガルは彼の最も重要な作品です。それらは非常に活気があり、歌いやすい曲調であることが多いです。彼の最も有名なマドリガルの 1 つは、「Now is the Month of Maying」です。彼はイタリア風のスタイルから始め、それをイギリス風にアレンジしました。トーマス・ウィールクスやジョン・ウィルビーのマドリガルは、通常、より真剣なものです。
マドリガーレのほか、モーリーは鍵盤楽器を含む楽器のための音楽も作曲しました。彼の作品のいくつかは、有名なコレクション「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」に収められています。また、2つのヴィオル、フルート、リュート、シターン、バンドーラという典型的なイギリスの組み合わせのための音楽も作曲しました。
モーリーは音楽理論に関する本『 Plaine and Easie Introduction to Practical Musicke』を著した。この本は1597年に出版され、彼の死後2世紀にわたって多くの人々に読まれた。この本は、モーリーの時代に音楽がどのように演奏されていたかについて多くのことを伝えている。[2]
[出典]
[1]https://en.m.wikipedia.org/wiki/Thomas_Morley
[2]https://simple.m.wikipedia.org/wiki/Thomas_Morley
〔参考録音資料〕
録音資料
トマス・モーリーの音楽
資料種別
録音資料
著者
トマス・モーリー [作曲]ほか
出版者
ビクター音楽産業
出版年
[1982]
資料形態
記録メディア
ページ数・大きさ等
録音ディスク 1枚 ; 30cm
回転数
33 1/3rpm
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資料に関する注記
一般注記:
録音: 1974年、アッシュフォード、イギリス
形態の詳細:
アナログ, 33 1/3rpm
資料詳細
内容細目:
SIDE-A 世俗曲集 (1)おおい、誰だ、ここに来るのは (2)おお、わが恋人 (3)新しい5月柱のそばで (4)今や5月の季節 (5)愛の神は弓矢を取って (6)水晶の泉のほとり (7)リュートのためのパヴァーヌ (8)バーロウ (9)起きよ、目覚めよ (10)蛙のガリアード (11)私の笛の音...
[出典]
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010673816
〔作品について〕
「5声のバレット 第1集「時は花祭りの五月(いまこそ五月)
[楽譜]
https://shop.zen-on.co.jp/music/121920010758/
〔選曲〕
「5声のバレット第1集」より
今や 五月の季節 (T.モーリー作曲)
ヤマハピアノ教室
ピアノスタディ 2
著者 ヤマハ音楽振興会 編著
出版者 ヤマハ音楽振興会
出版年 2003.05.01
選曲ページ P5
* ソルフェージュの曲としてAと思われるところを1番括弧、2番括弧を含んで16小節にアレンジ。
ヘ長調 2分の2拍子 Moderato
レガート奏法の狐線でフレージングがしてあるがApple Musicのジンクフォニカ録音によると、テンポも速くノン・レガートの感じで歌われている。
[楽譜画像]
https://www.instagram.com/p/C6Ix2ktyZKc/?igsh=MXZsYnVlOWZvenA4dA==
〔参考URL, 参考文献〕
ーーーーー
〔Apple Music〕
5声のためのバレット集 第1集 :
No.11今や五月の季節
♪ジンクフォニカ