ケーラー Louis Heinrich Köhler
1820-1886
ドイツのピアニストで作曲家。
最初は、生まれ故郷のブルンスウィック(ブラウンシュヴァイク_ドイツの都市)
で学び、その後ウィーンに出て、理論をゼヒターに、ピアノをボックレットに学んだ。
その後、マリエンブルクやエルビンクで指揮者として活躍した。
ケーラーはオペラや他の作品も多く残りているが、有名な〈ピアノ教則本〉(Op.300)をはじめ一連のピアノ作品で現在でもピアノ学習者には親しまれている作曲家である。教育用ということもあって、わかりやすく、弾きやすい曲ばかりである[1]。
そして、リストやブラームスの時代は、ピアノがどんどん改良されていった。そして立派なピアニストも多く現れた。ケーラーはそうした時代になくてはならない音楽教師であった。ケーラーの書いた
『ピアノ教授法』という本は大変重要で、ピアノ講師やピアノ教師にはとても参考になる[2]。
[1]田村 宏編著『こどものソナチネ』全音楽譜出版社, 1962, 7頁
[2]ヤマハ音楽振興会編著『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ5』ヤマハ音楽振興会, 1996, 28頁
〔参考サイト〕
ケーラー 1820-1886
Köhler, Louis Heinrich
ピティナ・ピアノ曲事典
https://enc.piano.or.jp/persons/604
[楽譜画像]
ヤマハピアノ教室
ピアノスタディ 5
著者 ヤマハ音楽振興会 編著
出版者 ヤマハ音楽振興会
出版年 1996.12.10 (初版)
大きさ、ページ 31cm, 71p
NDC -
https://www.instagram.com/p/C6aplRtSb8y/?igsh=NDIwZ2pqeTBjM3c5
〔YouTube〕
L.Köhler:Sonatine Op.300. G Dur
浅田美鈴 ASADA Misuzu, Piano
https://youtu.be/0ttbnYVm7mY?feature=shared
第1楽章 Allegro moderato 4分の4拍子 ト長調
第2楽章 Andantino 4分の3拍子
ハ長調
第3楽章 Allegretto 4分の2拍子
ト長調
ビデオ録画日:2024.07.27 (土)