作曲家のはなし1|グルリット Gurlitt | Y.P ピアノスタディ 5 | P27

 グルリット(Cornelius Gurlitt 1820-1901)

グルリットはドイツ人の作曲家ですが、デンマークで育ちデンマークで亡くなった[1]。

◆ グルリットの音楽の勉強

故郷のアルトナではじまり、次にコペンハーゲン(デンマークの首都)に行ってハルトマンやヴァイゼに、作曲法とオルガンを学んだ。

◆ 音楽教師→留学→音楽アカデミーの名誉会員

1841年から4年間、グルリットはコペンハーゲン近郊で音楽教師として働く。そして、国王の奨学金でローマに留学し、この地で音楽アカデミーの名誉会員になる。

◆ シューマンとの出会い

その後、ライプツィヒに行き、そこでクララ・シューマンとロベルト・シューマンに出会う。

◆ アルトナへ帰り、音楽教師に

◆ オルガニストと合唱団*の指導者、ハンブルクの音楽院の教員

* アルトナの中枢教会のオルガニストと合唱団の指導者[2]。

◆ 作品 

歌曲やピアノ曲から、カンタータ、歌劇、交響曲までおびただしい数の作品を残しているが、今日ではピアノの初心者のために書かれた、サロン・ピースの形をとる一連の練習曲がかろうじて知られているに過ぎない。ほかに「おもちゃの交響曲」や6手のためのピアノ曲などがある[3]。

[3]引用サイト:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88


[1]ヤマハ音楽振興会編著『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ5』ヤマハ音楽振興会,  1996,  27頁

[2]『piano lesson』TBSサービス,  82 頁


〔参考サイト〕 

 グルリット, コルネリウス 1820-1901 Gurlitt, Cornelius

ピティナ・ピアノ曲事典

https://enc.piano.or.jp/persons/474


[楽譜画像]


ヤマハピアノ教室

ピアノスタディ 5


著者  ヤマハ音楽振興会  編著

出版者  ヤマハ音楽振興会

出版年  1996.12.10 (初版)

大きさ、ページ  31cm,  71p

NDC -

https://www.instagram.com/p/C6aplRtSb8y/?igsh=NDIwZ2pqeTBjM3c5


〔YouTube〕

Gurlitt:グルリット

Gavotte  (ガボット)  Op.210-9 イ短調

Valse noble (高貴なワルツ)Op.210-17  ハ長調

Die  Tanztunde (踊りのけいこ)Op.140-7  ヘ長調

浅田美鈴 ASADA Misuzu,  Piano 

https://youtu.be/uBMh5A2e1Ns?feature=shared