グルリット(Cornelius Gurlitt 1820-1901)
グルリットはドイツ人の作曲家ですが、デンマークで育ちデンマークで亡くなった[1]。
◆ グルリットの音楽の勉強
故郷のアルトナではじまり、次にコペンハーゲン(デンマークの首都)に行ってハルトマンやヴァイゼに、作曲法とオルガンを学んだ。
◆ 音楽教師→留学→音楽アカデミーの名誉会員
1841年から4年間、グルリットはコペンハーゲン近郊で音楽教師として働く。そして、国王の奨学金でローマに留学し、この地で音楽アカデミーの名誉会員になる。
◆ シューマンとの出会い
その後、ライプツィヒに行き、そこでクララ・シューマンとロベルト・シューマンに出会う。
◆ アルトナへ帰り、音楽教師に
◆ オルガニストと合唱団*の指導者、ハンブルクの音楽院の教員
* アルトナの中枢教会のオルガニストと合唱団の指導者[2]。
◆ 作品
歌曲やピアノ曲から、カンタータ、歌劇、交響曲までおびただしい数の作品を残しているが、今日ではピアノの初心者のために書かれた、サロン・ピースの形をとる一連の練習曲がかろうじて知られているに過ぎない。ほかに「おもちゃの交響曲」や6手のためのピアノ曲などがある[3]。
[1]ヤマハ音楽振興会編著『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ5』ヤマハ音楽振興会, 1996, 27頁
[2]『piano lesson』TBSサービス, 82 頁
〔参考サイト〕
グルリット, コルネリウス 1820-1901 Gurlitt, Cornelius
ピティナ・ピアノ曲事典
https://enc.piano.or.jp/persons/474
[楽譜画像]
ヤマハピアノ教室
ピアノスタディ 5
著者 ヤマハ音楽振興会 編著
出版者 ヤマハ音楽振興会
出版年 1996.12.10 (初版)
大きさ、ページ 31cm, 71p
NDC -
https://www.instagram.com/p/C6aplRtSb8y/?igsh=NDIwZ2pqeTBjM3c5
〔YouTube〕
Gurlitt:グルリット
Gavotte (ガボット) Op.210-9 イ短調
Valse noble (高貴なワルツ)Op.210-17 ハ長調
Die Tanztunde (踊りのけいこ)Op.140-7 ヘ長調
浅田美鈴 ASADA Misuzu, Piano
https://youtu.be/uBMh5A2e1Ns?feature=shared