楽器編成のはなし|ソロ solo| Y.P ピアノスタディ 5 | PP 24-25

▓ ヤマハピアノ教室のピアノスタディ5 の24頁には楽器編成として

〈ソロ〉のみ記載されていまして、後はシューマンやドビュッシー等のレベルの高い楽曲が紹介されています。後はコンチェルトの解説もなされていました。


ただ、「楽器編成」というキーワードには別の解釈があります。

英語では、Instrumentation と出てきますが、このキーワードは

Instrumentationは医療等にも用いられていますので、

Instrumentation Music と付けなければ音楽の音楽の「楽器編成」の情報に辿り着けませんでした。

Instrumentation (Music)

音楽において、楽器編成とは、楽曲で使用される楽器の特定の組み合わせ、およびそれらの楽器の個々の特性のことである。楽器編成は、オーケストレーションの同義語として使用されることもある[1]。

[1]引用サイト:https://en.m.wikipedia.org/wiki/Instrumentation_(music)

また、〈ソロ〉という言葉は、

菊本哲也『新しい音楽通論』では、第14章 演奏の形態 

というところにまとめられていました。

Ⅰ. 声楽の演奏の形態

1.独唱 ( solo 伊仏英,  Solo 独 )

1人で歌うことを独唱(ソロ)といい、普通は楽器の伴奏を伴う。(歌曲やアリアなど)[2]。とあります。


後は

2.斉唱 unison 英

3.重唱 ensemble 英 

二重唱(デュエット)

三重唱(トリオ) [2]

四重唱(カルテット)

4.合唱(コーラス) 

児童合唱

同声合唱

混成合唱

 女性三部合唱

 男性四部合唱

 混成四部合唱

ア・カペラ 無伴奏の合唱形態 [3]

Ⅱ. 器楽の演奏形態

1.独奏

2.重奏 

二重奏(デュエット)

三重奏(トリオ) 

四重奏(カルテット) 

五重唱(クインテット)[4]

六重奏(セクステット)

七重奏(セブテット) 

八重奏(オクテット)

3.合奏(コンチェルト) 

管弦楽(orchestra 伊英)

室内管弦楽(25名以下の小管弦楽)

弦楽合奏(string orchestra 英)

吹奏楽(brass orchestra・wind  orchestra 英)

ヨーロッパでは

金管楽器(brass instruments 英)

木管楽器(wood wind instruments 英)[5]


[2]菊本哲也『新しい音楽通論』全音楽譜出版社,  1975,  P 388 

[3]菊本哲也『新しい音楽通論』全音楽譜出版社,  1975,  P 389

[4]菊本哲也『新しい音楽通論』全音楽譜出版社,  1975,  P 390

[5]菊本哲也『新しい音楽通論』全音楽譜出版社,  1975,  P 391


〔参考サイト〕 

役に立っ音楽の情報〜專門学校

様々な演奏形態と曲種[英 : various genres]

https://music-specialty.com/guide/category78/performance-form.html


[楽譜画像]

ヤマハピアノ教室

ピアノスタディ 5


著者  ヤマハ音楽振興会  編著

出版者  ヤマハ音楽振興会

出版年  1996.12.10 (初版)

大きさ、ページ  31cm,  71p

NDC -

https://www.instagram.com/p/C6aplRtSb8y/?igsh=NDIwZ2pqeTBjM3c5


〔YouTube〕

Paganini Caprice No.24[HQ]

Ellingmint channel

https://youtu.be/PZ307sM0t-0?feature=shared



素晴らしい演奏で会場から「ブラボー」という声があがってました。💐

🔸〈ソロ〉の曲は沢山ありますが、ヤマハピアノ教室  ピアノスタディ5の24頁に例示されていた曲の中からパガニーニの《綺想曲》を探してみました。