W.A.モーツァルト : アイネ・クライネ・ナハトムジーク | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart [墺]1756–1791 | Y.P ピアノスタディ 4

〔作曲家について〕

モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart 1756–1791は、オーストリア🇦🇺の作曲家。宮廷音楽家の末子としてザルツブルクに生まれた。幼児から神童といわれ、三歳で和音を感じとり、四歳でピアノを暗譜で弾いた。六歳のときから父親の計画した演奏旅行に行き、ピアノ演奏でヨーロッパ各地の人々を驚嘆させた。この旅行中、パリではフランス音楽から優雅・軽快なスタイルの影響を受け、ロンドンではクリスチャン=バッハの作品から交響曲の作曲の技術を学び、九歳で最初の交響曲を作曲した。さらにイタリアで当時のすぐれた作曲家・理論家であったマルティーニから対位法を学んだことは、彼の作風を厳格・地味な方向に導き、内容豊かな作品を生み出す原動力となった。十七時歳でウィーンへ行き、ウィーン楽派、とくにハイドンの作品から交響曲・協奏曲・ピアノ奏鳴曲などの純器楽曲について学び、同時にギャラント=スタイルの洗礼を受けた。二十一歳でマンハイムに旅行し、マンハイム楽派の作品から楽器法を学んだ。>>続く[1]

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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト[a] [b](1756年1月27日 - 1791年12月5日)は、古典派時代の多作で影響力のある作曲家である。短い生涯にもかかわらず、作曲のペースは速く、当時の西洋古典派のほぼすべてのジャンルを代表する800以上の作品を残した。これらの作品の多くは、交響曲、協奏曲、室内楽、オペラ、合唱のレパートリーの頂点として認められている。モーツァルトは西洋音楽史上最も偉大な作曲家の一人として広く認められており、その音楽は「旋律の美しさ、形式上の優雅さ、ハーモニーとテクスチャの豊かさ」で称賛されている。


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∨ 参考文献

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途中から記載リンクはwikipediaへ

[大英図書館より]

モーツァルトの主題目録

モーツァルトの音楽日記

モーツァルトと主題カタログの背景情報

レオポルト・モーツァルトとヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの手紙 (ドイツ語)(バーデン州立図書館)>>続く [2]


[1]星  旭『日本百科大事典13』小学館,  1964, 79頁 

[2]https://en.m.wikipedia.org/wiki/Wolfgang_Amadeus_Mozart


〔作品について〕

モーツァルト作曲

小 夜 曲

ト長調  K. V. 525


セレナードについて

「夜曲」はセレナード(Serenade) の訳である。

文字通り「夕べの音楽」のことである。

モーツァルトの時代にはこのセレナードの様式がひじょうに流行した。その創始者はモーツァルトであり、流行の中心はウィーンであった。

様式も新しく確立された。

1. 器楽合奏による。

2. いくつかの楽章から統合されて一曲になっている。

3. その個々の楽章の楽曲様式は自由であるが,  かなり単純な短い愛らしいものであること。


モーツァルトのセレナード

この曲種による作品は多く13曲もある。様式は似通っていて,  3, 4楽章でできている。


この曲の構造

この「小さい夜曲」は固有名詞であって様式名ではない。 


第 1 楽章

アレグロ,  ト長調,  四分の四拍子

ソナタ形式 (快活な行進曲風な曲想をもつ)

主題提示部

  第 1 主題 (1〜17) ト長調

  経 過 句   (18〜27) 転調する

  第 2 主題(28〜50) ニ長調

        小 結 尾   (51〜55) ニ長調

        展 開 部   (56〜75) 転調する

  主題再現部(76〜終)ト長調


第 2 楽章

ロマンスと名付けられている。

楽曲全体の主調はト長調であるが、その下属調のハ長調で書かれている。様式は拡張された複合三部形式で、中間楽節はハ短調である。


第 3 楽章

簡潔なメヌエットで、ト長調で書かれている。二つの大楽節(8小節の句切れ)が主楽節群。

トリオは上属調のニ長調。やはり二つの12小節の大楽節からなっている。ダ・カーポされて複合三部形式を形づくる。


第 4 楽章

終曲のこのロンドは,  ト長調,  二分の二拍子のきわめて軽快な喜遊性に満ちた楽しいロンドである。[1]


[1] 参考文献

モーツァルト 小夜曲

出版者  音楽之友社

解説者  石 桁 真 礼 生


〔選 曲〕

アイネ・クライネ・ナハトムジーク

(W.A.モーツァルト作曲)


ヤマハピアノ教室

ピアノスタディ 4

著者 ヤマハ音楽振興会 編著

出版者  ヤマハ音楽振興会

出版年  1996.12.10

選曲ページ  P 6


* ソルフェージュの曲として8小節ハ長調にアレンジ。(原曲もハ長調)

[楽譜画像]

https://www.instagram.com/p/C6VssVkSI6K/?igsh=MTF3MHcyOHd2czF5ZA==


〔参考URL,  参考文献〕

[スコア]

モーツァルト 小夜曲

出版者  音楽之友社 

https://www.instagram.com/p/C84cAyISEfr/?igsh=MTdibTVrN24xb3hnNg==


〔YouTube〕

Mozart  Eine  Kleine  Nachtmusik

モーツァルト : アイネ・クライネ・ナハトムジーク | 

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団&シュテファン・アデルマン(コントラバス)

 DW  Classical  Music  channel

https://youtu.be/czBSj6_6rkE?feature=shared


※この曲はヤマハのシステム講師時代にエレクトーンで3人の講師でパートを分けて主催の発表会で演奏したことがあります。

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団&シュテファン・アデルマン(コントラバス)は素晴らしい演奏で、今回スコアを見ながら聴いたので各パートがよくわかり、尚更よかったです。

👏👏👏👏👍