🎹 作曲家のはなし 1 シューマン Y.P ピアノスタディ7 P33〔3.SCHUMANN ALBUM FÜR DIE JUGEND Op.68 シューマン ユーゲント アルバム 全音楽譜出版社 門馬直美氏による楽曲解説 PP2-11まで (大まかに)〕
全音楽譜出版社の
シューマン ユーゲント アルバム
の楽曲解説について
筆者 門馬直美
・・・この曲集について・・・
ロベルト・シューマン(1810-1856)
Robert Schumann
[Page 2]
第5段落目まではシューマンが生まれてから逝去するまでのBiography
〔こちらをご参考に〕
https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Schumann
第6段落目は
シューマンが4人の子どもの父親で、その子どもたちをたいそう可愛がっていたことと、既に独身の頃から、子どもの無邪気な世界を幻想的に描いた《こどもの情景》Op.15
について
・実際の演奏対象者はかなりテクニックの進んだ方々であること。
1853年に作曲された《こどものためのソナタ》について
・こども対象で、この曲は3人の娘のためにそれぞれ一曲ずつ作曲した。(4女はまだ2歳になっていなかった)
・作曲の目的としてはこどもが楽しんで演奏できて、しかもテクニックの練習になるような曲であった。
第7段落目
この《ユーゲント アルバム》について
・《こどもの情景》とは別の傾向がある作品
・《こどもの情景》は大人が回想したこどもの世界。
・《ユーゲント アルバム》はこどもの気持ちに立って書かれた作品
・このアルバムは全43曲からなる。全曲が書き上げられ、整理されたのは1848年である。
同年に書き上げられたオペラや手がけた作品があり、1848年はシューマンにとって作曲の頂点であった。
次にシューマンの4人の子どもたちにについて
長女のマリーが7歳
次女のエリーゼが5歳
3女のユーリエは3歳
次男が誕生した。
シューマンは、はじめはこのアルバムを9月のマリーの誕生日の贈り物しようと考えたがのちに《喜んでピアノをひくこどもたちのクリスマスのアルバム》とした。
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素材屋より https://sozai-good.com/ |
この段落の締めくくりは
次の段落のはじまりとなっていた。
第8 段落目から
シューマンの友人のピアニストの
ライネッケが書いたものとなる。
これはシューマンがこの《ユーゲント アルバム》を作曲するプロセスや出版に至るまでの手記のようなものも混じっている。
[Page 3]
第9段落目
・この各曲には題名のついているものとついていないものがある。
〔中略〕
・43曲をマスターすれば・・・
この曲集をマスターすることの
メリットについて
第10段落目
《アルバム》の中の兵士とか戦争に関係したものがあるのは、当時、ドイツの3月革命で軍隊の活動が活発であったことも原因している。
第11段落目
この《アルバム》のシューマン自身のスケッチと草稿についてと
印刷されて公表さらたのが1924年であったということなど。
後は、PP3-4にかけて
アルバム中の43曲中門馬氏が抜粋した19曲の解説がある。
PP4-6には
音楽で心得ておくべきこと
というかなり専門的な門馬氏のお考えな執筆がある。
Page 7 には
田村 宏 (ピアニスト 元東京芸大教授)氏による
練習上の注意と奏法解説
PP8-11までは43曲全曲の解説
*各曲については私がピアノ演奏をし、YouTubeに公開する曲目のみ、 門馬氏、田村氏、できれば自己の分析を交えてまとめていきたいです。
(浅田美鈴)
門馬直美
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%80%E9%A6%AC%E7%9B%B4%E7%BE%8E
田村 宏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%9D%91%E5%AE%8F
[楽譜画像]
ヤマハピアノ教室
ピアノスタディ 7
著者 ヤマハ音楽振興会 編著
出版者 ヤマハ音楽振興会
出版年 1996.12.10 (初版)
大きさ、ページ 31cm, 71p
NDC -
https://www.instagram.com/p/C6lWHZSSRUH/?igsh=MWlhcHpwY2IwZ2U2bw==
(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)