5-1. ケーテンで6年間を過ごしたバッハは、ライプツィヒの聖トーマス教会へ移ります [1]。
6. 1724年 (39歳) 6-1〜6-4まで
7. 1725年 (40歳) 7-1〜7-6まで
8. 1726年 (41歳)
9. 1727年 (42歳)『マタイ受難曲』尾山
10.1728年 (43歳)
11.1729年 (44歳)『マタイ受難曲』ヤマハ
5-1から5-10までがライプツィヒの聖トーマス教会に関連する事項で
ヤマハのスタディ7では1729年(44歳)が『マタイ受難曲』の作曲年[1]と記載されていますが、樋口隆一著『バッハ』内のJ・S・バッハ年譜(尾山真弓編)では1727年(42歳)に『マタイ受難曲』を初演?と記載されていることであるが当ブログでは、1724年(39歳)を6、1725年(40歳)を7、1726年(41歳)を8、1727年(42歳)を9、1728年(43歳)を10、1729年(44歳)を11とします。
*Netherlands Bach Society の
St John Passion の YouTubeは
1725 versionとなっていました。
J・S・バッハ年譜
(尾山真弓編)より[2]
9-4. 1727
(42歳)
〈頃〉 オルガン・トリオ BWV 525-530 作曲
【オルガン曲】
BWV 525-530 6つのトリオ・ソナタ (1727頃)
Organ Sonatas (Bach)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハのオルガンソナタ集BWV 525–530 は、トリオソナタ形式のソナタ6曲からなるコレクションである。各ソナタは3楽章から成り、2つの鍵盤とオブリガートペダルによる3つの独立したパートがある。このコレクションは1720年代後半にライプツィヒでまとめられ、バッハの以前のカンタータ、オルガン作品、室内楽からの以前の作品の改作と、いくつかの新作曲の楽章が含まれていた。第6のソナタ BWV 530 は、3楽章すべてがこのコレクションのために特別に作曲された唯一の作品である。
https://en.wikipedia.org/wiki/Organ_Sonatas_(Bach)
〔YouTube〕
Bach - Sonata no.1 in E-flat major BWV 525-Wolfgang
Netherlands Bach Society channel
https://youtu.be/3YGPe0OrNzo?feature=shared
Wolfgang Zerer, organist
Organ: various builders between the 15th and 19th century. Restoration: Flentrop 2013
Bach - Sonata no.2 in C minor BWV 526-Winsemius
Netherlands Bach Society channel
https://youtu.be/tPZkWw1h8BQ?feature=shared
Bernard Winsemius, organist
Organ: Christian Müller, 1734
Bach - Sonata no.3 in D minor BWV 527-Havinga
Netherlands Bach Society channel
https://youtu.be/J6jl0_QVX5c?feature=shared
Matthias Havinga, organist
Organ: Christian Müller, 1738
Johann Sebastian Bach - Trio Sonata in
E Minor BWV 528
Anders Söderlund channel
https://youtu.be/ym06WtltxdA?feature=shared
00:00 -Adagio e Vivace
03:16 -Andante
08:22 -Un poco Allegro
Music from a Live Concert in Hedvig Eleonora Church, Stocholm, 22 March 2015.
Ulf Norberg, organ
Assistant: Christian Johansson
Bach - Sonata no.5 in D minor BWV 529-Koopman
Netherlands Bach Society channel
https://youtu.be/Yfq2nSlmkN0?feature=shared
Ton Koopman, organist
Organ: Zacharias Hildebrandt, 1746
0:00 Allegro
5:07 Largo
10:26 Allegro
Bach - Sonata no.6 in G minor BWV 530-Smits
Netherlands Bach Society channel
https://youtu.be/slfSTazbYhE?feature=shared
Reitze Smits, organist
Organ: Arp Schnitger, ca. 1700
天使が笛を吹きながら舞い降りて来き、複雑な会話をしているような曲でした。
パイプオルガンはレジスターがあるので、違った音色が楽しめるし、延びている音はピアノのように減衰しないので、より対位法が
感じとれました。
BWV529を演奏していた Organ: Zacharias Hildebrandt, 1746
このオルガンはとてもきらびやかな音で「キリストの光」が見えるような音でした。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ (浅田美鈴)
Geminiへの質問
バッハのソナタ形式について教えて下さい
Gemini回答
バッハのソナタ形式について
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)は、バロック音楽の巨匠であり、ソナタ形式の発展に重要な役割を果たしました。
バッハ以前のソナタ
ソナタの起源は古く、16世紀に遡ります。当初は器楽曲全般を指す言葉でしたが、バロック時代になると、特定の形式を持つ楽曲を指すようになりました。
バッハ以前のソナタは、主に以下の2つの形式に分けられます。
* 教会ソナタ (Sonata da chiesa):宗教的な内容を持つソナタで、緩-急-緩-急の4楽章構成が一般的です。
* 室内ソナタ (Sonata da camera):世俗的な内容を持つソナタで、舞曲楽章を含む組曲形式が一般的です。
バッハのソナタ
バッハは、教会ソナタと室内ソナタの両方を作曲しましたが、特に重要なのは、無伴奏ヴァイオリン・ソナタと無伴奏チェロ・ソナタです。これらの作品は、高度な技巧と構成力を持ち、ソナタ形式の発展に大きな影響を与えました。
バッハのソナタの特徴は、以下の点が挙げられます。
* フーガの多用: バッハはフーガをソナタに取り入れ、複雑な対位法的な音楽を作り出しました。
* 通奏低音の重視: バッハのソナタでは、通奏低音が重要な役割を果たし、楽曲の構成を支えています。
* 多様な楽章構成: バッハのソナタは、必ずしも定まった楽章構成を持たず、様々な形式の楽章を組み合わせています。
ソナタ形式の発展
バッハのソナタは、古典派のソナタ形式の成立に大きな影響を与えました。古典派のソナタ形式は、提示部、展開部、再現部という3つの主要部分から構成され、2つの主題が提示されます。
バッハのソナタは、古典派のソナタ形式ほど明確な形式を持たないものの、2つの主題の対比や展開など、ソナタ形式の要素をすでに含んでいました。
まとめ
バッハは、ソナタ形式の発展に重要な役割を果たしました。バッハのソナタは、フーガの多用、通奏低音の重視、多様な楽章構成など、独自の音楽性を持っています。バッハのソナタは、古典派のソナタ形式の成立に大きな影響を与え、今日でも多くの人々に愛されています。
参考文献
* Wikipedia: ソナタ形式 https://en.wikipedia.org/wiki/Sonata_form
* コトバンク: ソナタ https://kotobank.jp/word/%E3%81%9D%E3%81%AA%E3%81%9F-3157605
上記以外にも、バッハのソナタ形式に関する情報は多数存在します。興味のある方は、さらに詳しく調べてみてください。
■モノフォニーとポリフォニーの比較
🔹モノフォニー |
| 旋律の数 | 1つ |
| 旋律の関係 | 単独 |
| 響き | シンプル、素朴 |
| 発展の時期 | 最も古い |
| 代表的な音楽の例 | グレゴリオ聖歌、民謡 | バッハのフーガ、ルネサンス期のモテット |
🔹ポリフォニー |
| 旋律の数 | 複数 |
| 旋律の関係 |独立かつ対等 |
| 響き | 複雑、豊か |
| 発展の時期 | ルネサンス期~バロック期に発展 |
| 代表的な音楽の例 | バッハのフーガ、ルネサンス期のモテット |
https://gemini.google.com/app?hl=ja
【画像の説明】
英語:オルガンソナタ第5番、BWV 529の第3楽章の最初のページの自筆原稿、高解像度
日付 1730
ソース [1]、バッハデジタルアーカイブ、ライプツィヒ
著者 ヨハン・セバスチャン・バッハ
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:BWV529.3.jpg
【画像の説明】 英語:オルガンソナタ第5番、BWV 529の 第3楽章の最初のページの自筆原稿、高解像度 日付 1730 ソース [1]、バッハデジタルアーカイブ、ライプツィヒ 著者 ヨハン・セバスチャン・バッハ https://commons.wikimedia.org/wiki/ File:BWV529.3.jpg |
J・S・バッハ 作品表 [2]
は、9-4で記載したいと思います。
教会カンタータ
BWV 58 ああ神よ、いかにあまたの心の痛手 (1727)
ああ神よ、いかに多き胸の悩み 1727, 1/ 5 新年後第1日曜日
Ach Gott, wie manches Herzeleid
BWV 84 わが幸に心満ちたり (1727)
われはわが命運に満ち足れり 1727, 2/9 復活祭前第9日曜日
Ich bin vergnügt mit meinem Glücke
BWV 129 わが神なる主は讃えられん (1726-27)
主を頌めまつれ 1726/1727 三位一体節?宗教改革記念日?
Gelobet sei der Herr, mein Gott
BWV 157 われを祝福したまわずは、われ汝を離さじ (1727)
汝われを祝せずば 1727, 2/ 6? 葬儀・追悼式?
Ich lasse dich nicht, du segnest mich denn
BWV 159 見よ、われらエルサレムに上がり行かん (1727)
見よ、われらエルサレムにのぼる 1729, 2/27? 復活祭前第7日曜日 Sehet, wir gehn hinauf gen Jerusalem
世俗カンタータ
BWV 193a 汝ら天の家々よ (1727)
BWV 198 侯妃よ、さらに一条の光よ (1727)
BWV 204 われ心みちたり (1726-1727)
モテト
BWV 225 主に新しき歌を歌わん (1727)
ミサ曲・マニフィカト 他
なし
受難曲・オラトリオ
BWV 244 マタイ受難曲 (1727?=初稿、1736頃=浄書総譜)
コラール・歌曲
BWV 508-518 《アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳》からのコラールとアリア (BWV 511-513, 518とBWV 515の通奏低音のみバッハ、1725-1740年代)
オルガン曲
BWV 525 - 530 6つのトリオ・ソナタ (1727頃)
BWV 544 前奏曲とフーガ ロ短調 (1727-31)
BWV 548 前奏曲とフーガ ホ短調 (1727-31)
クラヴィーア曲
BWV 825-830 6つのパルティータ (1726-31出版)
リュート曲
BWV 995 リュート組曲 ト短調
(1727-31)
室内楽曲 なし
協奏曲・管弦楽曲 なし
カノンなどの対位法的作品 なし
〔参考WEBサイト〕
Johann Sebastian Bach
https://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Sebastian_Bach
これは 16 世紀から現在までのオラトリオの年代順リストです。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_oratorios
教会カンタータ一覧表(付世俗カンタータ)
http://www.kantate.info/bachcantata.htm
Leipzig
https://en.wikipedia.org/wiki/Leipzig
トーマスカントル(聖トーマスのカントル)は、ライプツィヒで創設され、現在では国際的に知られる少年合唱団であるトーマス合唱団の音楽監督の通称である。
https://en.wikipedia.org/wiki/Thomaskantor
Kantate
https://de.wikipedia.org/wiki/Kantate
〔参考文献〕
[1]ヤマハ音楽振興会 編著『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ 7』ヤマハ音楽振興会, 1996, 34頁
[2]樋口隆一『バッハ➖️カラー版作曲家の生涯➖️』新潮社, 1987
[楽譜画像]
ヤマハピアノ教室
ピアノスタディ 7
著者 ヤマハ音楽振興会 編著
出版者 ヤマハ音楽振興会
出版年 1996.12.10 (初版)
大きさ、ページ 31cm, 71p
NDC -
https://www.instagram.com/p/C6lWHZSSRUH/?igsh=MWlhcHpwY2IwZ2U2bw==
(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)