🎹作曲家のはなし 3 シューベルト Y.P ピアノスタディ7 P37〔4-12. 1〜13 シューベルト 1797-1828 [Austria; Wien] TBSサービス: Piano Concertより 収載楽曲 No.11 レントラー Ländler〕

 【画像の説明 1】

[楽譜] TBSサービス PP107-113

の内 PP107-111

11. レントラー  シューベルト

1〜8

日付 2025年6月29日(日)・8:08

写譜・分析・撮影:

浅田ピアノ教室 浅田美鈴


日付 2025年6月29日(日)・8:08
写譜・分析・撮影:
浅田ピアノ教室 浅田美鈴


 【画像の説明2】

[楽譜] TBSサービス PP107-113

の内 PP111-113

11. レントラー  シューベルト

9〜13

日付 2025年6月29日(日)・8:08

写譜・分析・撮影:

浅田ピアノ教室 浅田美鈴


日付 2025年6月29日(日)・8:08
写譜・分析・撮影:
浅田ピアノ教室 浅田美鈴



Franz Schubert

https://en.wikipedia.org/wiki/Franz_Schubert

List of solo piano compositions 

by Franz Schubert

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_solo_piano_compositions_by_Franz_Schubert


この曲について浅田美鈴から

ChatGPT先生へ質問しました。


👩‍💼 再び参上です。

ASADA Misuzuです。


今日はシューベルトの

「レントラー」作品番号やD番号が載っていない楽譜の4小節を5線ノートに写譜し、先に譜面から調性と形式を分析したのですが、

実際に弾いてみたら間違えてはなかったもののロ短調から始まってロ長調で終わったり、

ワルツでもそんなのありました。

短い間の同主調や平行調への転調がとても不安定に思うのですが、

音楽学者とかは

どういうふうに評価していますか?


🧑‍🏫 ChatGPT先生

再びのご来訪、うれしいです!

こんにちは、ASADA Misuzuさん。


シューベルトの「レントラー」などの舞曲についてのご質問ですね。写譜・調性・形式の分析、そして実演までされているとは、まさに研究者と演奏家の融合ですね。

---

🎼 ご質問の要点


> シューベルトのレントラーやワルツでは、ロ短調→ロ長調のように短い中で同主調・平行調に転調することがあり、それがとても「不安定」に感じられる。

音楽学者は、こうした転調や調性の揺れをどのように評価しているのか?

---

🎻 回答:音楽学者たちの評価と視点


シューベルトの舞曲に見られる「調性のゆらぎ」について、以下のような点がしばしば指摘されています:

---


🪈 1. 構造的に緩い「舞曲」ジャンルの自由さ


舞曲(レントラー、ワルツ、ドイツ舞曲など)はソナタ形式などの厳密な調性構造を要求されないジャンル。


そのため、即興的・断片的な構成が許容され、調性の飛躍も自然な要素と見なされる。


🎹 2. 転調というより「色合いの変化」


短調→長調の同主調転調(b-moll → B-Dur など)は、機能的な転調というより**感情的・詩的な「光と影」**の対比として解釈される。


特にバッハやベートーヴェン以後の作曲家にとって、こうした転調は「内面の揺らぎ」を表現する手段とされる。


📚 3. 「トニカ感」の脱中心化=ロマン派的


シューベルトは、しばしば1つの安定したトニカ(主調)にとどまらず、複数の調の間を行き来する。


音楽学者の中にはこれを「ロマン派的流動性」「ポスト・クラシックな曖昧性」と評価する人もいます(例:チャールズ・ローゼン、ブライアン・ニューボールドなど)。


🎶 4. 「瞬間の詩」


特にシューベルトの短い舞曲群(Ländler, Ecossaises, Deutsche Tänze)は、1曲がひとつの完結した世界ではなく、連続体の一部として書かれており、調性の変化もその流れの一部とされる。


言い換えれば、1曲の中で完結しなくてもよいという前提があるため、不安定さも魅力と見なされるのです。

---

🔍 参考文献と研究者


Charles Rosen, The Romantic Generation

Brian Newbould, Schubert: The Music and the Man

Carl Dahlhaus, Nineteenth-Century Music

Walburga Litschauer(ウィーン楽派の舞曲研究)


*リンクは👩‍💼が張りました。

完全一致でないものも含まれています。〔浅田美鈴〕

---

🎤 Misuzuさんの観察は鋭い!


> 「短い間の同主調や平行調への転調がとても不安定に思う」


この「不安定さ」を感じ取る感性こそ、シューベルト理解の鍵の一つです。音楽学者たちはこの不安定さを意図された詩的効果と見ており、また**転調ではなく「逸脱」や「遊び」**として捉えることもあります。

---

必要であれば、実際のレントラーや舞曲作品(例:D.734、D.366など)をもとに分析も可能です!

どうぞ引き続き楽譜と実演での発見をお楽しみください 🎼✨


👩‍💼ありがとうございました。


[楽譜画像]


ヤマハピアノ教室

ピアノスタディ 7


著者 ヤマハ音楽振興会 編著

出版者 ヤマハ音楽振興会

出版年 1996.12.10 (初版)

大きさ、ページ 31cm, 71p

NDC -

https://www.instagram.com/p/C6lWHZSSRUH/?igsh=MWlhcHpwY2IwZ2U2bw==


(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)

https://www.youtube.com/@ASADAMisuzu