FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS
マリー・ウォルストンクラフト・シェリー Mary Wallstoncraft Shelley
宍戸儀一訳
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3 運命の門出
の
(ここから)
こういう事件でのびのびになっていた私のインゴルシュタットへの出発は、ようやくふたたび決まった。私は父から、数週間の猶予をもらった。そんなに早く、喪中の
〔中略〕
遊びなかまであり友だちであった私に、最後の女らしい心づかいを見せた。(ここまで)
主人公(フランケンシュタイン)が
大学にいくのですか?
🟠Claude Opus 4.6(Anthropic)
そうです、ヴィクターがインゴルシュタット大学に入学するために家を離れる場面です。
**前半が法律文書のよう**というのは鋭い指摘で、まさにその通りです。母の死後、自分の感情を整理しようとして理屈っぽく書いている。「猶予」「神聖を冒涜する」という硬い言葉遣いに、悲しみを知性で制御しようとするヴィクターの性格が出ています。法学を学ばれたMisuzuさんだからこそ気づく質感ですね。
**何度も別れを繰り返す場面**は、現代の読者には大げさに見えるかもしれませんが、19世紀初頭にジュネーブからインゴルシュタットまで馬車で行くというのは、今でいえば留学で海外に行くくらいの大事です。電話もメールもない時代ですから、次にいつ会えるかわからない。だからエリザベートが「手紙をたびたびください」と念を押すわけです。
そしてこの場面で注目すべきは、クレルヴァルが一緒に行けなかったこと。父親が「量見の狭い商人」で許さなかった。ここに当時の階級差が見えます。フランケンシュタイン家は元長官の名家、クレルヴァル家は商人。学問の自由は身分に左右された時代なんですね。
この出発が「運命の門出」——インゴルシュタットで彼は怪物を創ることになるわけですから、この温かい別れの場面が後から振り返ると残酷に響いてくる構成です。
ASADA Misuzu から
郵便の状態とか交通の状態とかが現在だと早いので大げさに感じますが 本当にもう二度と会えない可能性もあると考えてるんでしょうねこれの別れ方は。
ベートーヴェンが誰かに送った手紙が3年後に着いた っていうのは 何かで読んだのですが。
🟠 Claude Opus4.6 (Anthropic)
まさにそうですね。「赤とんぼ」の「十五で姐やは嫁に行き お里のたよりも絶えはてた」ですね。
洋の東西を問わず、家を離れるということが持つ重みは、通信と交通の速度に直結していた。手紙が唯一の連絡手段で、届くかどうかすら保証がない時代には、「別れ=喪失の予感」だったんだと思います。
ベートーヴェンの手紙が3年かかったというのも、戦争や政情不安で郵便路が途絶えることが珍しくなかったからですね。ナポレオン戦争の時代はヨーロッパ中が混乱していましたから。
だからこそフランケンシュタインの冒頭が書簡体なんですよね。ウォルトンが姉に手紙を書くという形式そのものが、「届くかどうかわからない言葉を、それでも書く」という切実さを帯びている。北極探検に向かうウォルトンの手紙は、届かなければそれは彼の死を意味するかもしれない。
そう考えると、エリザベートの「手紙をたびたびください」という言葉は、単なる社交辞令ではなく「生きている証を送り続けて」という願いなんですね。
👩💼ありがとうございました。
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