🎹 作曲家のはなし 2 バッハ その1 Y.P ピアノスタディ7 P34〔7-6. J.S.バッハ 1725年 (40歳)〕

5-1. ケーテンで6年間を過ごしたバッハは、ライプツィヒの聖トーマス教会へ移ります [1]。

6. 1724年 (39歳) 6-1〜6-4まで

7. 1725年 (40歳) 7-1〜7-6まで

8. 1726年 (41歳)

9. 1727年 (42歳)『マタイ受難曲』尾山

10.1728年 (43歳)

11.1729年 (44歳)『マタイ受難曲』ヤマハ


5-1から5-10までがライプツィヒの聖トーマス教会に関連する事項で

ヤマハのスタディ7では1729年(44歳)が『マタイ受難曲』の作曲年[1]と記載されていますが、樋口隆一著『バッハ』内のJ・S・バッハ年譜(尾山真弓編)では1727年(42歳)に『マタイ受難曲』を初演?と記載されていることであるが当ブログでは、1724年(39歳)を6、1725年(40歳)を7、1726年(41歳)を8、1727年(42歳)を9、1728年(43歳)を10、1729年(44歳)を11とします。

*Netherlands Bach Society の 

St John Passion の YouTubeは

1725 versionとなっていました。


J・S・バッハ年譜

(尾山真弓編)より[2]


7-6. 1725

        (40歳)


『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』第二巻(記入開始)


5-2. 1722

        (37歳)


『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』第一巻(記入開始)

https://asadamisuzumusicblog.blogspot.com/2025/01/2-1-yp-7-p345-2-js-1722-37.html


4-3. 1721

        (36歳)


12月 アンナ・マグダレーナ・ヴィルケと再婚した。

https://asadamisuzumusicblog.blogspot.com/2025/01/2-1-yp-7-p344-3-js-1721-36.html


J.S.Bach - Marche♪BWV Anh.127 

浅田美鈴 ASADA Misuzu, Piano


J.S.Bach - (Polonaise)♪

BWV Anh.128

浅田美鈴 ASADA Misuzu, Piano


【画像の説明】

J.S. BACH

Die Klavierbüchlein für Anna Magdalena Bach

urtext

バッハ アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集

原典版/改訂版

H. TAMURA

田村宏一編


世界で使われる

音楽之友社

標準ピアノ楽譜


ONGAKU NO TOMO EDITION


日時 2025年1月14日(火)・13:18

撮影場所 浅田ピアノ教室 (兵庫県)

撮影者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴 (所有)


バッハ アンナ・マグダレーナのための
クラヴィーア小曲集
原典版/改訂版
H. TAMURA
田村宏一編
日時 2025年1月14日(火)・13:18
撮影場所 浅田ピアノ教室 (兵庫県)
撮影者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴 (所有)


J・S・バッハ 作品表 [2]


教会カンタータ

BWV 6 われらのもとに留まりたまえ、はや夕べとなれば (1725)

われらと共に留まりたまえ 1725, 

4/ 2 復活節第2日   

Bleib bei uns, denn es will Abend werden


BWV 28 ありがたや、今や年は終わりゆく (1725)

神は頌むべきかな!いまや年は終り 1725,12/30 降誕節後第1日曜日   

Gottlob! nun geht das Jahr zu Ende


BWV 34a おお永遠の炎、おお愛の泉 (1725-26)


BWV 41 イエスよ、いまぞ讃えられん (1725)

イエスよ、いま讃美を受けたまえ 1725, 1/ 1 新年   

Jesu, nun sei gepreiset


BWV 42 されど同じ安息日の夕べに (1725)

この同じ安息日の夕べ 1725, 4/ 8 復活節後第1日曜日   

Am Abend aber desseligen Sabbats


BWV 57 その人は幸いなり (1725)

BWV 57 試練に耐うる人は幸いなり 1726,12/26 降誕節第2日(殉教者ステパノの記念日)   

Selig ist der Mann


BWV 68 かくも神は世を愛したまえり (1725)

げに神はかくまで世を愛して 1725, 5/21 聖霊降臨節第2日   

Also hat Gott die Welt geliebt


BWV 74 われを愛する者は、わが言葉を守らん (1725)  

人もしわれを愛せば、わが言を守らん 1725, 5/20 聖霊降臨節第1日   

Wer mich liebet, der wird mein Wort halten


BWV 79 主なる神は太陽にして盾なり (1725)

主なる神は日なり、盾なり 1725,10/31 宗教改革記念日    

Gott der Herr ist Sonn und Schild


BWV 85 われ良き牧者なり (1725)

われは善き牧者なり 1725, 4/15 復活節後第2日曜日   

Ich bin ein guter Hirt


BWV 87 汝らわが名において祈りしことなし (1725)

今までは汝らなにをもわが名によりて 1725, 5/ 6 復活節後第5日曜日   

Bisher habt ihr nichts gebeten in meinem Namen


BWV 92 われは神の御心に (1725)

われは神の御胸の思いに 1725, 1/28 復活祭前第9日曜日   

Ich hab in Gottes Herz und Sinn


BWV 103 汝ら泣き叫ばん (1725)

汝らは泣き叫び 1725, 4/22 復活節後第3日曜日 

Ihr werdet weinen und heulen


BWV 108 わが去り行くは汝らの益なり (1725)

わが去るは汝らの益なり 1725, 4/29 復活節後第4日曜日   

Es ist euch gut, daß ich hingehe


BWV 110 われの口を笑いで満たさん (1725)

笑いはわれらの口に満ち 1725,12/25 降誕節第1日   

Unser Mund sei voll Lachens


BWV 111 わが神の欲したもうこと、常に起こらん (1725)

わが神の御心のままに、常に成らせたまえ 1725, 1/21 顕現節後第3日曜日   

Was mein Gott will, das g'scheh allzeit


BWV 123 愛するイエヌマル、信仰厚き者の将軍よ (1725 )

いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君侯 1725, 1/ 6 顕現節   

Liebster Immanuel, Herzog der Frommen


BWV 124 わがイエスを離すまじ (1725)

わがイエスをば われは放さず 1725, 1/ 7 顕現節後第1日曜日   

Meinen Jesum laß ich nicht


BWV 125 平和と喜びをもて逝かん (1725)

平安と歓喜もて われはいま 1725, 2/ 2 マリアの潔めの祝日 ↑先頭 

Mit Fried und Freud ich fahr dahin


BWV 126 主よ、われらを御言葉のもとに守りたまえ (1725)

主よ、われらを汝の御言のもとに保ち 1725, 2/ 4 復活祭前第8日曜日   

Erhalt uns, Herr, bei deinem Wort


BWV 127 まことの人にして神なる主イエス・キリストよ (1725)

主イエス・キリスト、真の人にして神よ 1725, 2/11 復活祭前第7日曜日   

Herr Jesu Christ, wahr' Mensch und Gott


BWV 128 ただキリストの昇天によりてのみ (1725)

ただキリストの昇天にのみ 1725, 5/10 昇天節   

Auf Christi Himmelfahrt allein


BWV 137 力強き栄光の王なる主を讃えよ (1725)

主を頌めまつれ、勢威強き栄光の主を 1725, 8/19 三位一体節後第12日曜日    

Lobe den Herren, den mächtigen König der Ehren


BWV 151 甘き慰め、わがイエスは来ませり(1725)

甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり 1726,12/27 降誕節第3日   

Süßer trost, mein Jesus kömmt


BWV 164 汝ら、自らをキリストによりて名づけし者よ (1725)

汝ら、キリストの者と名のる徒 1725, 8/26 三位一体節後第13日曜日    

Ihr, die ihr euch von Christo nennet


BWV 168 支払いをなせ! そは恐ろしき言葉 (1725)

務めの報告をいだせ!と轟く雷のことば 1725, 7/29 三位一体節後第 9日曜日    

Tue Rechnung! Donnerwort


BWV 175 彼は名を呼びたもう (1725)

彼は己の羊の名を呼びて 1725, 5/22 聖霊降臨節第3日 ↑先頭  

Er rufet seinen Schafen mit Namen


BWV 176 頑なして怯むものなり

傲りかつ臆するは 1725, 5/27 三位一体節   

Es ist ein trotzig und verzagt Ding


BWV 183 彼らは汝を追放せん (1725)

人びと汝らを除名すべし 1725, 5/13 復活節後第6日曜日   

Sie werden euch in den Bann tun


世俗カンタータ

BWV 36c 喜びて舞い上がれ (1725)

BWV 205 満足したエールオス (1725)

BWV 249a 消え去れ、心のわずらいよ (羊飼いカンタータ、1725)


モテト  なし


ミサ曲・マニフィカト 他  なし


受難曲・オラトリオ  

BWV 249 復活祭オラトリオ (1725=カンタータ、1732-35=オラトリオ)


コラール・歌曲  

BWV 508-518 《アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳》からのコラールとアリア (BWV 511-513, 518とBWV 515の通奏低音のみバッハ、1725-1740年代)


オルガン曲  なし


クラヴィーア曲  なし


リュート曲

BWV 1000 フーガ ト短調 (1725頃)


室内楽曲  なし


協奏曲・管弦楽曲  なし


カノンなどの対位法的作品  なし


〔YouTube〕

J. S. Bach - Fugue in G minor BWV 1000 - Evangelina Mascardi, baroque lute

Edoardo Lambertenghi channel

https://youtu.be/DD_Kks-X0es?feature=shared



🏡ホームコンサート等で演奏されていたのかしら?

静かな曲です。

⭐️⭐️⭐️⭐️✩ (浅田美鈴)


〔参考WEBサイト〕

Johann Sebastian Bach

https://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Sebastian_Bach

これは 16 世紀から現在までのオラトリオの年代順リストです。

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_oratorios

教会カンタータ一覧表(付世俗カンタータ)

http://www.kantate.info/bachcantata.htm

Leipzig

https://en.wikipedia.org/wiki/Leipzig

トーマスカントル(聖トーマスのカントル)は、ライプツィヒで創設され、現在では国際的に知られる少年合唱団であるトーマス合唱団の音楽監督の通称である。

https://en.wikipedia.org/wiki/Thomaskantor

Kantate

https://de.wikipedia.org/wiki/Kantate


〔参考文献〕

[1]ヤマハ音楽振興会 編著『ヤマハピアノ教室 ピアノスタディ 7』ヤマハ音楽振興会, 1996, 34頁

[2]樋口隆一『バッハ➖️カラー版作曲家の生涯➖️』新潮社, 1987


[楽譜画像]


ヤマハピアノ教室

ピアノスタディ 7


著者 ヤマハ音楽振興会 編著

出版者 ヤマハ音楽振興会

出版年 1996.12.10 (初版)

大きさ、ページ 31cm, 71p

NDC -

https://www.instagram.com/p/C6lWHZSSRUH/?igsh=MWlhcHpwY2IwZ2U2bw==


(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)

https://www.youtube.com/@ASADAMisuzu